「草もの盆栽」の愛好グループ「西運寺草遊会」の作品をカレンダーに仕立てました。短歌と山野草のちょっといいお話もお楽しみください。
《神様を背負った蕎麦の話》
ある寒い日、橋のない川を渡りたいと一人の老人が植物たちに無理をいいました。みんな川の冷たさに尻込みして誰もやろうとしませんでした。でも蕎麦だけは嫌がらずに老人を背負って川を渡りそのために茎が寒さで赤くなってしまいました。実はその老人は神様だったのです。身を呈して頑張った蕎麦に感心した神様は蕎麦に2回収穫できるチャンスを与えたそうです。
「その気持ち わかるわかる」と 言いながら 目は折り込みの 行楽地にいく
[見どころ]
昔、当然のように見られた日本の風景を再現するのが草もの盆栽。身近な山野草の風景から自然の良さを再認識してもらえたら幸いです。
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