三ケ峯エコハウス」タグアーカイブ

風力発電機をつける

大学院美術特別研究、環境とメディア、エコハウスをつくる

「愛知県立芸術大学紀要」44号(2014)論文編
P109〜118
2015年3月
単著
本稿は、学生や地域住民とのワークショップを通して地域の間伐材を用いて建設したエコハウスについて、その建築の背景と経緯について述べた。また地域の林業の調査や建物の周囲の環境との親和性、環境に低負荷な材料と施工方法、季節の変化への対応、更新性、拡張性、参加性、ワークショップの活動の場としての用途、アートの展示や地域の住民の交流の場としての活用の事例について報告した。

ソーラーパネル

ソーラパネルを導入して、バッテリーとチャージコントローラーなどの配線を行った。

ペレットストーブ

大学の使われなくなった、倉庫がわりの官舎にペレットストーブを置いてみる。
電気もガスも水道も止められたのをよいことに、
エネルギーとエコの実験をすることにした。

雨水タンク

官舎の水道が止められたので
雨水を溜める雨水タンクをつけてみる。
トイレの水などには十分だ。

壁をつくる


板をうちつけて壁をつくっていった。

 

足場をつくる

愛知県旭町の八幡製材所の鈴木さんから、壁に使うための材木が納品された。次に大工の柘植さんから足場のつくりかたの指導を受け、壁を張るための足場をつくる。

手すりを作る

ウッドデッキに手すりを取り付けた。

手すりを作る

材木のは材からウッドデッキの手すりのパーツを切り出す。

 

竹とり

家の土壁の基礎になるコマイの素材のための竹を採るために近くの山へ。

ウッドデッキの工事

断熱材を入れる

屋根、天井、床下をはったら断熱と防虫効果を兼ねて、新聞紙と彫刻科でもらってきた楠の木屑を敷き詰める。

丸太の皮をむく

小屋をたてる予定の土地の 木の伐採をした。 小屋をたてる実感がだんだんしてきた。同時に並行して太鼓丸太についている皮を鎌で削り取りました。

やり方

柘植さんによって建設予定地の周囲を板で囲って平面を出して そこへ水糸でほぼ建物が建つ位置を決めた。人力で柱を運び込む。まだ伐採したてて水分を含んだ材木はずっしりと重い。

地鎮祭

小雨の中で麻縄でエリアを囲んで 中に野菜やお酒、米、昆布、果物などでお供えして めいめいに玉ぐしをお供えして礼拝して 地鎮祭をおこなった。 そのあとは畑でとれたサツマイモ、大根、ごぼうと 自家製味噌でスイトンをつくって食べた。 総勢12人。

材木が届く

あさひ製材協同組合の鈴木氏が材木を搬入。トラックにいっぱいの材木はなかなか迫力。

旭町八幡製材訪問 森林、製材所見学

愛知県豊田市旭町 あさひ製材協同組合 鈴木禎一氏製材所を訪問し、山と林業の現在や 檜や杉の木の見分け方、大型の乾燥機など、 実際の材木をみながら話を聞くと、 理解も深まります。