紀要」カテゴリーアーカイブ

地域社会への貢献をめざした大学間連携の実践-長久手市大学連携基本計画策定に関する研究報告

愛知淑徳大学『アクティブラーニング』第11号
P33〜46
2018年7月
共著

本稿では愛知県長久手市において、地域の4つの大学が連携して地域の活性化と地域貢献について考えるワーキングのディスカッションやワークショップ、フィールドワークを行い、長久手市大学連携推進基本計画を策定した経緯とその背景を述べ、その結果について検証した。

本人担当部分:主に2.大学間連携の位置づけ (1)国の動向と社会背景(p34〜35)、(3)各大学の現状と課題―事前調査から明らかになったこと2<愛知県立芸術大学の現状と課題>(p36)、(2)WG による自己評価(p42〜43)、5.おわりに(p44)を執筆した。

共著者:小島祥美、石井晴雄、川原千香子、笹山実希、松宮朝

 

地域のクロスメディアデザインとディレクション : ながくてピクニック、犬山観光情報、犬山市の公式キャラクターわん丸君を事例として

「愛知県立芸術大学紀要」46号(2016)
P135〜142
2017年3月
単著

近年は生産革命、情報革命、流通革命によって、地域でのモノづくりや情報発信が盛んにおこなわれるようになり、地域において多様な情報媒体やデザインアイテムをトータルに連動させるクロスメディアデザイン的な思考が重要になっている。一方モノが充足している現代ではモノよりコト、参加や体験、共感型消費などの新しい消費動向も注目されている。本稿ではその様な動向をふまえ、犬山市観光情報の各種の媒体のディレクション、愛知県長久手市で企画・運営している地域住民の交流イベント「ながくてピクニック」、デザインディレクションをおこなった犬山市の公式キャラクター「わん丸君」を事例として、その経緯と手法、成果について述べた。

地域のクロスメディアデザインとディレクション : ながくてピクニック、犬山観光情報、犬山市の公式キャラクターわん丸君を事例として

犬山観光情報のクロスメディアデザインのディレクション

「愛知県立芸術大学紀要」45号(2015)
P71〜83
2016年3月
単著

多様な情報媒体が存在する現在の地域の観光においては、多様な媒体を相互に連動させながら伝えるクロスメディア的な視点が重要になっている。本稿ではデザインディレクションをおこなっている犬山観光情報関連の各媒体を認知、興味、検索、 行動、共有というクロスメディアデザインのモデルによって分類し、各媒体の目的と機能、役割を明確にするとともに、トータルな視点からすべての媒体のイメージの一貫性や情報の連動性を考慮してデザインをおこなった経緯と手法、成果について述べた。

犬山観光情報のクロスメディアデザインのディレクション

大学院美術特別研究、環境とメディア、エコハウスをつくる

「愛知県立芸術大学紀要」44号(2014)論文編
P109〜118
2015年3月
単著
本稿は、学生や地域住民とのワークショップを通して地域の間伐材を用いて建設したエコハウスについて、その建築の背景と経緯について述べた。また地域の林業の調査や建物の周囲の環境との親和性、環境に低負荷な材料と施工方法、季節の変化への対応、更新性、拡張性、参加性、ワークショップの活動の場としての用途、アートの展示や地域の住民の交流の場としての活用の事例について報告した。