インドネシアのバリ島ウブドにおいて、日本と台湾、インドネシアの交流事業の一環としてサウンドパフォーマンスをおこなった。
2007年6月16日
バリ島、ウブド、アロマミュージアム
ウブドのアロマミュージアムの野外ステージでのパフォーマンス。
ヴォイスパフォーマンス-神 啓子
三線、ディジュリドゥー-宮崎光太郎
バスドラム-石井晴雄
サックス-大石祥子
ウブドのアロマミュージアムでの日台インドネシア文化交流展オープニングパフォーマンス。
ヴォイスパフォーマンス-神 啓子
三線、ディジュリドゥー-宮崎光太郎
バスドラム-石井晴雄
サックス-大石祥子
ウブド村の祭りの儀式に参列した。拝礼し、祭司にウブドの水で清めら、特別な時間だった。拝殿の中では地元の村人によるバリダンス、外では村人によるジェゴグの演奏がおこなわれていた。普段は近代的な生活送る村人たちも、お祭りの日には誰もがバリダンスを踊り、ジェゴグを演奏する。ここでは今も伝統が生活の中に生きている。
ウブド村の神社。回りを森に囲まれ、拝殿の奥には巨木が鎮座し、日本の神社に雰囲気がとても似ている。
ウブド村のわき水。村人が聖水と呼んで大切にしている。水脈はキンタマー二山につながっているという。毎日ここの水を飲んだり体を洗ったりしたが、なぜかそのあと体が熱くなる。水温はけして熱くはない。水の持つバイブレーションというものを如実に感じる。
タンパクシリン寺院
キンタマー二山からのわき水で人々が沐浴する。バリ島では水が至る所にあふれ、とても豊かに感じられる。
キンタマー二山のカルデラ湖から上るご来光。
神社の巨木。神社にはかならず巨木がある。ここでは決して建物や神像が崇拝の対象ではないく、木や水など自然が主役だ。そこが日本の神社ととても近いバイブレーションを感じる。
合鴨自然農法による田んぼ。しかし今のバリでも近代的な農法が浸透し、土壌汚染が深刻化しているという。町では日本製のバイクが大流行し、中学生がそのバ イクで登校し、親はそのバイクを買う為にローンの支払いに追われているという。バリ島にも近代化と商品経済の波はひたひたと押し寄せてきている。
どんなに近代化がバリ島に押し寄せても、どこかバリの人たちは自分たちの生活スタイルを変えていない。身の回りの環境をいつもきれいにして祭壇に花を供え、祈りをささげる。身の回り全てが神聖な場所なのだ。