岐阜県恵那郡岩村町の観光マップのデザインをおこなった。マップの制作を通して、岩村町の発信すべき情報の検討と情報の集約、アイデンティティーの醸成をおこなった。まずパイロット版を作成、配布し、そこで岩村町内の関係者から多様な意見が収集でき、その意見をふまえて完成版岩村マップを制作、配布できたことによって、より完成度の高い、有効なマップが制作できた。
2013年8月
平成24年愛知県立芸術大学産学連携調査研究費研究助成
委託:岩村町観光協会
デザイン監修:石井晴雄
デザイン:石丸みどり(2013年度博士前期課程2年)
デザインチェック:宮川友子、田中厚美(2013年度博士前期課程1年)
石井研究室で学生と戦国時代からの城下町が残る、岐阜県恵那郡岩村町の観光マップのデザインをおこなった。マップの制作を通して、岩村町の発信すべき情報の検討と情報の集約、アイデンティティーの醸成をおこなった。
当初は予算的な制約もあり、小さなマップを少部数印刷、配布して効果を検証することを計画していたが、岩村振興事務所とマップのデザイン制作について打ち合わせを重ねる中で、岩村町で従来使用されていたマップ、リーフレットのデザインの更新時期にもあたることから、従来のマップ、リーフレットと本研究で計画、制作するマップの内容と予算を統合して、判型も大型化して印刷枚数も増やして「岩村観光マップ」として実際に配布することになった。
そこで主に研究費を使用して調査、デザインをおこない、パイロット版マップを1,000部制作し、2013年11月に岩村町でおこなわれた「おかげ祭」においてを配布した。その後、岩村振興事務所や岩村町内の店舗等からチェックを頂き、内容、デザインの検討を重ね、2014年3月に完成版マップとして50,000部を印刷、配布を開始した。
まずパイロット版を作成、配布し、そこで岩村町内の関係者から多様な意見が収集でき、その意見をふまえて完成版岩村マップを制作、配布できたことによって、より完成度の高い、有効なマップが制作できた。