愛知県瀬戸市の魅力を発信するためのプロモーションロゴマークとコピーのデザインのディレクションをおこなった。デザインにあたってはキーパーソンとなる市民へのインタビュー調査や瀬戸市役所庁内のワーキンググループのワークショップなどを通して瀬戸市の魅力について検討した。本プロモーションロゴマークは瀬戸市の豊かな自然、やきものづくりの歴史、瀬戸の暮らしや人の営み、文化、瀬戸の未来などを表現した。また本マークは瀬戸市の各種の広報物やサイン、伝統工芸品や各種の商品、デザインアイテムに展開され、ビジュアルアイデンティティデザインによる町のブランディングについて、継続的に研究している。
http://setomachibr.xsrv.jp/interview/
2016年11月
委託:三菱UFJコンサルティング&リサーチ
平成28年度愛知県公立大学法人受託研究「瀬戸市におけるコピー及びロゴマークに関する研究」
ディレクション:石井晴雄
ビジュアルデザイン:榊原健祐
愛知県瀬戸市の魅力を発信するためのプロモーションロゴマークとコピーのデザインのディレクションをおこなった。デザインにあたってはキーパーソンとなる市民へのインタビュー調査や瀬戸市役所庁内のワーキンググループのワークショップなどを通して瀬戸市の魅力について検討した。本プロモーションロゴマークは瀬戸市の親しみやすさ、豊かな自然、やきものづくりの歴史、瀬戸の暮らしや人の営み、文化、瀬戸の未来などを表現した。また本マークは、瀬戸市の各種の広報物やサイン、伝統工芸品や各種の商品、デザインアイテムへの使用を推奨し、ビジュアルアイデンティティデザインによる町のブランディング効果について、継続的に研究している。
瀬戸市が提示した「せとまちブランディング」の定義を踏まえたうえで、ターゲットを、「瀬戸の豊かな自然や、ツクリテが集まる土壌に共感できる、感度の高い若い世代」とし、そしていかにターゲットに対して一つのまちの取組みとして見せるかが、シティプロモーションにおいては重要であり、個々の活動を一つに見せることや、繋げること等で“せとまち”として見せる方法を検討した。そして“せとまち”として一体的に見せるためには、ウェブや紙媒体、地域にある多様な媒体(関連施設、サイン、ポスター等)をトータルでデザインしていくことが重要である。デザインの持つ効果を発揮させるためには一貫性を持たせて長期的にデザインすることが重要であり、本事業においては、長期的な協力関係が構築できる大学との連携を提案する。瀬戸市においては、市民の愛着度、シビックプライドを醸成することが重要である。
メインコピーは「陶都瀬戸千年」、サブコピーは「いいもんせともん」とし、瀬戸市の歴史と親しみやすさを表現した。またシンボルマークは豊かな自然、やきものづくりの歴史が、瀬戸の暮らしや人の営み、文化の象徴、瀬戸の未来、瀬戸の過去を表わした。