学長特別研究「野焼き」ワークショップ

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愛知県立芸術大学で、学生や地域の住民を対象として、土の採取から造形、薪の採取から焼成まで、自然素材を使った陶芸体験のワークショップをおこなった。窯もなく、野原で木や木の葉を集め 、道具も使わず、プリミティブでダイナミックな造形の原体験を提供することができた。

2007年5月14日?6月5日
愛知県立芸術大学長鶴池、大工房
大学院美術特別研究(学長特別研究助成)
講師:堀井隆(陶芸家)

1-土の採取:5月14日(月)13:00-16:00
愛 知芸大の敷地内で、野焼きの素材となる土の採取をおこないました。 まず美術学部アトリエ裏の鋳造室横の土、そして長鶴池の土を採取しました。様々な場所や色、感触の違う土を採取して、どのような焼き物になるか、本当にで きるのか、わくわくしながら採取をすすめました。採取した粘土質の土から小石などを取り除いて、購入した陶土を混ぜて、よく練って陶土のできあがり。

2-造形  5月21日(月)13:00-16:00
いよいよ造形のスタート。造形ができたらベンガラで着色したのち、10日から2週間、十分乾燥させます。

3-焼成 6月4日(月)7:00-16:00
乾燥させた作品を、耐火煉瓦に網をのせたところに丁寧においてゆきます。ある程度火で熱せられたら、最後に大量の木の枝、落ち葉、籾殻などを周囲に集め、一気に燃やして火力をあげます。火が沈下したら、トタン板でふたをして、一晩置きます。

4-作品取り出し 6月5日(火)10:00-12:00
次の朝、熱が下がったら、灰の中から作品を慎重に取り出します。思ったほど割れることもなく、最初としては上々のできばえでした。

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