1960年代
インターネットの黎明期
ロックミュージックで自作自演の動きが広がり、パーソナルコンピュータやインターネットの黎明系でもあった。また「ホールアースカタログ」などによるセルフビルド的なムーブメントが起こった。
1962年
1962年
ビートルズデビュー
自作の曲を自分たちで演奏するというスタイルで人気
1964年
ARPAでアイコンプログラミングに着手
BEATLES Live at Hollywood Bowl 1964
1964年
ポール・バランによって分散型、パケット交換方式によるネットワークが提唱された
1965年
テッド・ネルソン「ハイパーテキスト」という用語を発表。コンピュータを普通の人々に容易にアクセス可能にすることであった。
1968年
ウッドストックロックフェスティバル
The Beatles “Strawberry Fields Forever” (Music Video 1967)
カウンターカルチャー
ベトナム戦争
1968年
スチュアート・ブラント「ホールアースカタログ」創刊
1969年
アーパネット(ARPANET )始まる。今日のインターネットの原型として知られている。発足当時のノードはUCLA、UCサンタバーバラ、スタンフォード研究所 (SRI)、ユタ大学、の4箇所
Apollo 11
1972年代
Xerox Parc – Office Alto Commercial
In this short one-minute commercial, Xerox introduces its vision for the office of the future. Years ahead of its time, the 1972 Xerox Alto featured Ethernet networking, a full page display, a mouse, laser printing, e-mail, and a windows-based user interface. Although it’s high price
1970年代
パーソナルコンピュータの黎明期、自然志向、環境問題
ベトナム戦争の終息などによって、1960年代の初期のカウンターカルチャーのムーブメントは70年代に入ると急速に減速していった。またローマクラブが発表した「成長の限界」(1972)などによって、環境問題やそれまでの経済原理優先の生き方に警鐘が鳴らされ、時代は大きな転換期を迎えた。それ以降の70年代のムーブメントは、60年代のデモ行進やロックコンサートのような激しさはなくなったが、ある者は自分で家を建てたり農耕をはじめたり、そしてある者はパーソナルコンピュータやオペレーションシステムを開発するなど 、静かな革命が進んでいった。
1972年
ローマクラブ「成長の限界」
1973年
ALTO。米ゼロックス社(XEROX)のパロアルト研究所(PARC)、グラフィカルなユーザーインターフェースとウインドウ、マウスを備えるなど、現在のパーソナルコンピュータの原型。
1975年
福岡正信「自然農法」、自給自足的な思想と哲学を推奨した。
1975年
ビル・ゲイツがMicrosoft社を設立。同年9月にi8080用のBASICインタプリタ発売。
1977年
アップルコンピュータ社が初のパーソナル・コンピュータ・システム、Apple II を発売。
Sex Pistols – God Save The Queen
1978年
『パーマカルチャー・ワン』ビル・モリソン、自然農と持続的な暮らしの指南書。
1980年代
DTP革命、DTM革命、
「マルチメディア」の時代
1980年代後期に発売されたApple Macintosh?とApple Lazerwriter、Adobe Illusutratorの組み合わせによってDTP革命がおこった。それまでは写植組版による職人仕事であった組版の作業を個人でも購入可能な価格のパーソナルコンピュータとプリンタ、ソフトウエアによって実現したことによって、写植などの専門技術がなくても、誰もが自由にきれいな印字とレイアウトができるようになった。音楽の分野ではMIDI規格が開発され、DTM(desk top music) が普及しテクノミュージックなどの新しい音楽分野が発達するなど、デザインや音楽表現の分野でセルフビルド化が起こった。
1980年
CERNのティム・バーナーズ=リーが、WorldWide
Webの元となるEnquireを開発
1983年
Lisa(リサ)は、1983年にアップルコンピュータが製造・販売したオフィス向け16ビットパーソナルコンピュータである。当時としては先進的な機能と操作性を持っていたが、動作の遅さや価格の高さなどの理由で商業的には失敗した。Lisaに搭載されていたLisa Office System・通称Lisa OSは、パーソナルコンピュータ初のGUI環境のOSだった。
1984年
アップルコンピュータのCM。
Steve Jobs demos Apple Macintosh, 1984
1985年
Aldus PageMaker発売:DTP(DeskTop Publishing)の誕生。アルダス社(現アドビ)の開発したPageMaker とMacintosh、LaserWriter を組み合わせることで、DTP(デジタル・パブリッシング)という市場を創造した。
1986年
チェルノブイリ原子力発電所爆発。集中型のエネルギーの問題が浮き彫りになり、それ以降の東欧諸国の独立の引き金に。
Challenger Disaster Live on CNN January 28th, 1986
1987年
Apple Macintosh II発売。カラーが使え、拡張スロットもある、いわば今のマックの原型的な機種。
Knowledge Navigator (1987) Apple Computer
1989年
ベルリンの壁の崩壊
1990年代
インターネットブタウザの発明、検索エンジン
インターネットが一躍脚光を浴びたのは1993年のインターネットブラウザmosaicと、1994年のNetscapeである。それまで一部の専門家によって利用されていたインターネットだが、テキストと画像を混在させて表示できるブラウザの登場により、一気に一般化した。1995年のMicrosoft社のInternet Expolerによってさらにインターネットは広く社会に普及した。
1991年
ティム・バーナーズ=リーがWorld Wide Webを完成。WorldWideWeb(ワールドワイドウェブ)は、世界初のWebブラウザであり、WYSIWYGのHTMLエディタである。
1993年
NCSA Mosaic公開。インターネットの普及が始まる画像も表示できるブラウザとして画期的であった。
1994年
Netscape Navigator(ネットスケープ・ナビゲーター)開発
1998年
インターネット上での検索エンジンgoogle開発
2000年代
2001年9月11日 ニョーヨーク全米同時多発テロ事件
インターネットの普及期、スマートフォン販売開始
1990年代のインターネット環境はまだ電話回線にモデムを介してパーソナルコンピュータとつなげるもので、回線スピードも遅く、接続時間に応じて電話料金も加算される従量制であったため、普及はまだ限定的であったが、2000年を過ぎると ADSLや光通信などの高速回線が普及し、固定料金によるインターネット接続が一般化し、Yahoo!やGoogleなどの検索サービスが始まるなど、インターネットは一気に社会の中で不可欠な媒体になった。
2007年
Apple iPhone発売
Steve Jobs iPhone 2007 Presentation
2010年代
SNS、ソーシャルネットワーク、スマートフォンの普及
2010年代になるとTwitterやFacebookといったソーシャルネットワークが一般化し、スマートフォンが一般化するなど、情報環境はよりパーソナルで身近なものになった。