ながくてゆいまあるとは?

「ながくてゆいまある」では長久手市内や近隣で活動している個人やグループ、店舗、団体などで、有機無農薬野菜などを栽培している農家さんや畑仕事をしている皆さん、地産地消を心がけている皆さん、アート、音楽、食、福祉、子育て、教育、環境などをとおして地域住民の交流や地域のコミュニティーに役立つ活動をしている皆さんを紹介しています。「ながくてゆいまある」をとおして最新情報の発信や、新しい出会いや交流、マッチングのきっかけにしていただければと思います。

「ゆいまある」とは「ゆい」(結=共同、協働)と「まある」(=回る)が合わさった「共生・共存・相互扶助」の精神を意味する沖縄の言葉です。「ながくてゆいまある」をとおして、地域のみなさんが共生、共存することを願っています。

 


 

カテゴリー

このカテゴリーでは定年退職後に農業を始めたり、主婦として子育てをしながら家庭菜園をしたり、専業で有機農業をしている皆さんを紹介しています。長久手には農地や田んぼが残っているので、就農には最適です。また消費地にも近いので、いつも新鮮な野菜を市場に届けられるメリットがあります。また農は誰でも自分のペースでできるので、老後や子育てをしながらでもできます。

 

食べる

このカテゴリーでは地元で採れた野菜を販売したり、地元で採れた野菜を使った料理を出すレストランなどの情報を掲載しています。長久手には安心で安全な野菜や穀物を生産する農家さんがいます。また食べ物は健康の元ですし、おいしい料理を食べると幸せな気分になります。またみんなでおいしい料理をつくって食べれば、誰とでも仲良くなれます。そして地元で採れたおいしい野菜や穀物を食べることで、地域の自然や環境、人とのつながりを感じることができます。

 

自然体験

このカテゴリーでは長久手の自然をいかした自然体験を提供したり、環境保全活動をしているグループなどを紹介しています。長久手には豊かな自然が残っているので、いろいろな自然体験をするには最適です。自然の中で活動すれば、心も体もリフレッシュできますし、環境保全に貢献することができます。

 

祭・イベント

長久手には長い歴史があり古い伝統が残っているので、いろいろなお祭りがあります。自分たちの地域の伝統文化を感じることによって、地域に対して誇りを感じることができます。また長久手には様々な新しいイベントもあり、そのような祭やイベントをとおして住人同士のコミュニケーションが生まれます。

 

アート・音楽

長久手とその周辺には地域に根ざした活動をしているミュージシャンやギャラリー、造形教室などがあります。アートや音楽があることによって、心にゆとりのある豊かな暮らしを実感することができます。また住人同士のコミュニケーションの場をつくるのも、アートや音楽の大切な役割です。大人でも子供でも誰もが思い思いの形で参加することができるのも、アートや音楽の良いところです。

 

福祉

このカテゴリーでは長久手の地域に根ざした、農を取り入れた福祉の活動をしている団体やグループを紹介しています。農は障がいのある人や高齢者の方でも誰もが自分のペースでできるので、福祉にも効果的です。

 

子供

このカテゴリーでは農をとおして子供の教育や子育ての活動をしているグループや拠点を紹介しています。長久手には農地や自然が残っているので、子供が農業体験をすることができます。また子供に安心・安全な食べ物を食べさるためにも農は大切です。

 

ガーデニング

長久手は豊かな自然環境を背景に、ガーデニングも盛んです。ガーデニングは誰もが楽しんでおこなうことができ、町の景観もきれいになります。そしてガーデニングによって花や緑に触れて、健康的な生活をおくることができます。

 


 

ながくてゆいまあるwebサイトは、愛知県長久手市において運用されている、地域のアートや音楽、農、 食など情報の共有を目的としたwebサイトです。日本では現在地域の住民同士のコミュニケーションが希薄になっており、このwebサイトをとおして地域住 民同士のコミュニケーションを活性化し、地域循環型社会の構築を目指します。

2011年に福島県で原発事故がおこり、その原発から放出され た大量の放射能によって土地は汚染され、多くの人が住み慣れた土地を追われて地域社会は崩壊しています。そんな姿を見て今住んでいる土地や地域社会の大切 さを痛感しました。また原発事故から放出された大量の放射能によって多くの農産物は汚染され、農薬や遺伝子組み換え作物など、農産物の安全性についての懸 念が高まっています。一方多くの町と同様に長久手市でも住民間のコミュニケーションは希薄になっています。また地域には安全な野菜を育てている農家や地域 社会のために草の根的な活動や小さなビジネスをしている人達が多くいますが、彼らの活動の情報がうまく地域で共有されていないと感じています。

そこで地域住民の活動の情報を共有するためのwebサイトを制作しました。そして有機農業を営む農家や地元の野菜を使った料理を提供するレストラン、農に関 する活動をしている福祉施設、自然環境に配慮したガーデニングの会社、環境教育に取り組んでいるグループ、コミュニティーに根ざしたカフェ、地域に根ざし たギャラリーやミュージシャンなどを取材し、webサイトにその情報を掲載しました。またアートやデザイン、音楽は地域住民のコミュニケーションの活性化 に果たす役割が大きいので、それらの情報も掲載しています。

webサイトにはグループの名称、住所、写真、概要、マップ、webサイトや FacebookのURLなどの基本的な情報や、インタビュー映像、ブログから配信されるRSSフィードを取得して掲載し、よりリアルでアップデートな情 報が得られる様にしています。また各グループやギャラリーのイベント情報の投稿も可能にしています。また農家のページには農産品の販売フォームを、料理人のページにはケータリングの依頼のフォームを設置して、販売やビジネスの助けになるようにしています。

このサイトを制作するにあたり多くの 地域の皆さんに取材をしましたが、皆さんはとても前向きに取材に協力していただき、インタビューの際には熱心に自身の活動のことや想いを語っていただきました。これはまだ自分たちの活動の情報が充分に発信されておらず、自分たちの活動をもっと知って欲しいという気持ちの現れではないかと思っています。

日本では今も原発の事故によって多くの人が避難生活をおくっており、事故はいまだに終息していません。しかし原発事故が起きた背景には、我々の生活が原発のような巨大なシステムに依存し、自身の生活や地域社会のことを他人任せにしていることにもあるのではないでしょうか。したがってエネルギーや農業、食料、 アート、音楽、子育て、経済などをもっと地域で自給自足して地域循環型の社会をつくり、巨大なシステムから脱却し自立することが重要だと感じています。そのためにもまず地域の住民同士の情報交換とつながりを大切にしたいと思います、そのためにもながくてゆいまあるサイトを活用していただければ幸いです。

 

「農ある暮らしのポータルサイト、ながくてゆいまある」は、国土交通省「平成26年度集約型都市形成のための計画的な緑地環境形成実証調査」に選定された「長久手田園バレー計画と連携した「農」をテーマにしたまちづくり推進実証調査」の一環である長久手市 『農』をテーマとしたまちづくり推進協議会の事業として、愛知県立芸術大学石井研究室がデザイン、制作をおこない、以降愛知県立芸術大学石井研究室が運営しています。